ホロット小説 14.トークで相手を拘束せよ!
14.トークで相手を拘束せよ!
「あなたはさっき伏せて捨てたカードはオリーブではありませんでしたね。」
「なぜそう思うのですか?」
「オリーブを捨てるのであれば、表向きで捨てれば、よりプレッシャーを私にかけられるはずです。私がオリーブを持っているとは限りませんからね。それに加え、あなたはオリーブをキープしたということはさっき隠していたカードは弱かった可能性がありますね。強いカードであればオリーブを捨ててでもキープしようと思ったでしょう。」
「、、、いや、これは私の戦略です、そう見せかけてオリーブを捨てて今ベルを引いてきたところです。次の決断でゲームは終わりですよ。」
「そうですか、だとしたら、私の勝ちです。実はライトを持っていますからね。」
「じゃぁ、私はホロットします。」
「そうですか、じゃぁ、私はオリーブを使います。」
「じゃぁ、私はステイします。」
「決まりましたか?」
「決まりました」
「3、2、1、ホロット!」