ホロット小説 8.最強の「7」
8.最強の「7」
「ということは、、、まさか、このゲームは嘘で相手を騙す騙し合い、裏切りのゲームなのでは?」
「その通りです。いかに相手を欺くかがポイントです。」
「ホロットするように見せかけて、オリーブで夢に残って独り勝ちを狙うもよし。」
「相手にオリーブを出させてチーズで毒を盛るもよし。」
「挙句の果てには7という強力なカードが存在します。」
「7とはどんなカードですか?」
「7は最強のカードです。カードの強さの判定の際、7をもっているプレイヤーはカードに書かれた数字に関係なく無条件で、金貨を獲得し、その他の夢に残ったプレイヤーは今まで勝ち取った金貨を全て失います。」
「ホロットしたプレイヤーは金貨を返す必要はありますか?」
「ありません。その際夢に残ったプレイヤーのみです。」
「最悪、この場合チーズで死んだ方が返金は免れるのでまだましです。」