ホロット小説 17.エピローグ
17.エピローグ
「あ、、、、逃げられた!」
「そうです。私はホロットしました。なるほど、あなたはチーズを使った。しかし、オリーブが出てないのであなたは夢から放り出されました。私が金貨を一枚先取です。」
「くそう、、、オリーブを捨てなければこんなことにはならなかったのに。」
「そうですね、オリーブを使われていたらあなたが3点先取でした。しかし、実は私の手札は見ての通り両方ともオリーブなんです。これで3枚のオリーブが出てしまっているので、残り2枚のオリーブを引いてきて、かつ、それをあなたが使う可能性は非常に低いと考えることができます。」
「そうか、、、、しかもあなたはカードの数字が弱いからホロットする以外に勝ち目がなかったんですね。」
「その通りです。」
「負けました。」
「いや、まだ一点差ですよ。勝負はこれからです。」
「よし、もう一戦!!!」
「3、2、1、ホロット!!!」